性的な酒場について③

性的な酒場について③

 『ぶらり途中下車の旅』の舞の海秀平さん並みに、あちこち寄り道しすぎて収拾が付かない当ブログ。ただあそこまで偶然(という名の仕込み)が立て続けに起こりはしませんけどね。でもどうして舞の海ってフルネーム&さん付けで呼びたくなるんでしょう? 和田という名字の人を「さん」付けで呼びたくなる現象は、スーパーフリー発祥だってことはわかってるんですが…。

 そんなことはさておき、今回はハプバーで『あゝ野麦峠』並みの過酷な状況に陥っている自分が、それでもなぜ通い続けるのか? ひょっとしてウル技でも駆使していいことしてるんじゃないのか? という点について語ろうと思います。もちろんウル技の本家『ファミマガ』ばりにウソ技が混じってる可能性もありますが…。『水晶の龍』で野球拳ができるってウソ技を信じて、猛スピードでダイエーへディスクを書き換えに行ったあの日のこと、一生忘れないから!

 …というしょうもないエピソードからもわかるように、まず1つめの「通い続ける理由」として挙げたいのは、昔から自分が人一倍性への好奇心が旺盛だったこと。だって自分はそれまで、普通のバーにひとりでは行けないようなビビリだったんですよ? 『BARレモン・ハート』で無駄にバーについての知識だけはあるのに! それが「ハプニング」の字が付いた途端アグレッシブにホイホイ入店し、以後も通い続けてる訳ですから、自分にとって「性」はいかに大きな存在かがよくわかります。だって聞いた話ですけど、悪魔・怪獣なんでも来いと豪語する怪物ランドのプリンスでも、カワイコちゃんには弱いそうですから!

 えっ、それじゃ通い「続ける」決め手にはならないだろうって!? そこで2つめの理由ですよ! 自分はとにかく強烈な性への好奇心を持て余しすぎて、これまでの人生の中で、性関連のいろいろな事柄を何やかんやと公私にわたって体験しています。そしてそれが時には功を奏し、いいハプニングに巡り会えたりすることもあるんですよ! とはいえ確率的には、ものまね番組で「本人さん登場」するのと同じくらいなんですけどね…。

 ここで本来なら、引き続きその「いいハプニング」の例について細かく説明するべきだと思います。ただハプバーはどこも基本「会員制」で、大抵その規約には「店内の出来事を外部へ漏らしてはならない」というのがありまして…。

 なのでここからは例え話で説明しますが、ハブバーでは1対1の戦いだけではなく、A・猪木vs国際軍団(R・木村、A・浜口、寺西勇)的なハンディキャップマッチが行われるケースもあります。ただその状況にちょっと対応できない…という男性もいらっしゃいまして、そういう場面で俄然自分の存在が浮上するんです! だってエロいことが目の前にあるなら、基本飛び込むことに決めてるんっすよ、自分! とはいえR・木村のように飼い犬がノイローゼになるほど嫌がらせを受けたらちょっと考えますが、そんなこと現実的にあり得ないし、むしろウチの実家なんて、父親が「言うこと聞かないから」って蹴ったせいで愛犬(コロ)と永遠の別れを迎えたくらいですから…。

 あ、あとその際はもちろん、寺西勇が履いてる(ように見えた)白ブリーフ姿じゃないことは強調しておきます! ていうかそもそもも寺西はなんでタイツ白だったんですかね? 子ども心に不思議で、例の犬蹴った父親に「何でこのレスラーだけパンツなん?」って聞きましたもん!

 そして自分の中ではもっとも大きな3つめの理由…と行きたいところなんですが、絶対さらに長くなるんで次回紹介します! そしてこれまでの公私にわたる「性」関連の体験も、後々紹介していきます! だったら余計な寄り道や自分語りを排除すれば…と思う方が大半だとは思いますが、これに関しては書いている人間が病気だと思って見守って下さい!

 ただひとつ注目して欲しいのは、どうでもいいことはグダグダ書き倒す男が、ハプバーの詳細については書くのを躊躇しているってこと! だって『かわいそうなぞう』より悲惨な状況にいるくせに、これからも何やかんやで通い続けたくて、規約を気にしてるわけですからね! それだけハプバーには魅力が詰まってるし、頭カラッポの方が夢詰め込めるってことなんです!